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映画を見に行く普通の男    エートル叢書20

映画の夜の戦争

映画を見に行く普通の男   

ある「特性のない男」がスクリーンのこちら側で語る、世界と光、経験とイマージュと記憶、時間と身体をめぐる驚くべき証言!

著者 ジャン・ルイ・シェフェール
丹生谷 貴志
ジャンル エートル叢書
出版年月日 2012/05/31
ISBN 9784329010209
判型・ページ数 A5・344ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

イントロダクション 

神々 
 悪魔の人形/ミイラの幽霊/侏儒の嫉妬/失はれた地平線/人でなしの女――誰もいない/電話をするメイド/職業――ブヴァー  ルとペキュシェ/ローレルとハーディー/兄弟にして姉妹/ヘラクレイトス的道化/白いオルギア/黒いオルギア(奴隷達とタ ブロー)/オブジェ/屍衣‐聖骸布/腸詰め/鶏/人間そっくり――ルサンブランス/バーレスクの身体/ネロの死/ネロの死、 傍らに誰か/蓄音機/理想化された存在は罪ある者の眼にしか見えない/悪魔の書/バーレスク 2/劇場のデブ/航路地図/ ナナ/煙/影/家の前/部屋/ベルリン型馬車、葉脈

犯罪的人生(フィルム)
 犯罪的人生/暗闇の聖務/イマージュ群の回転/回転/人間の顔

図版一覧 

訳者あとがき

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内容説明

ロラン・バルトによって賞賛された現代フランスの特異な美術評論家としても知られるジャン・ルイ・シェフェールによる、フィルム的出来事をめぐるきわめて特異な映画論的エッセー。映画は待ち望まれた時間の中に、はたまた失われた幼年時代、世界と戦争の記憶の中にあったのか。ここで語られる映画という「新しい出来事」は、誰もが知っていて、誰ひとり読んだことのないヴィジョンに不可思議にも直結している! グレコ論に続く第二弾!

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