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すり替えられた聖武天皇 第八巻

すり替えられた聖武天皇

神亀年間の聖武天皇と天平年間の聖武天皇は別人。天平聖武は反唐の渤海と反長屋王の藤原宇合等によって擁立された。

著者 小林惠子
ジャンル 日本古典・歴史
シリーズ 日本古代史シリーズ
出版年月日 2012/09/15
ISBN 9784329004789
判型・ページ数 4-6・251ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

まえがき
第一章 天武天皇と文武天皇
 一 文武王の日本亡命
 二 文武王の出自考
 三 大津朝と高市(持統)朝
 四 持統朝を短命に終らせた周辺民族の争乱
 五 文武天皇の年齢の謎
第二章 文武・元明・元正時代
 一 文武王即位に抗う弓削皇子
 二 藤原不比等、破格の昇進
 二 粟田真人の入唐
 四 役君小角(役小角・役の行者)は実在するか
 五 文武天皇、反唐戦のため日本を去る
 六 元明朝を担った人々
 七 文武(高文簡)は対唐戦に敗れ、長屋王が実権を握る
 八 長屋王と天武系皇子の対立
 九 親唐の新羅と戦う元正朝
 十 藤原不比等と元明の死-うずまく天武系皇子の復活
第三章 〝長屋王の変〟と二人の聖武天皇
 一 長屋王に見捨てられた元正天皇の最後
 二 聖武天皇の実母をめぐる考察
 三 渤海と大和朝廷の絆
 四 元正の死と長屋王を支持する唐国
 五 渤海首領高斉徳の来日
 六 〝長屋王の変〟と基王の正体
 七 藤原房前と大伴旅人
 八 葛城王(橘諸兄)と行基
 九 新羅への出兵と"登州の役"
結び
あとがき
新装版にあたって
主な文献
*図表
八世紀前半の東アジア
藤県不比等とその子女
天智・天武系譜

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内容説明

 天武一二(六八三)年以後、足掛け四年にわたって、日本での天武の長子、大津皇子が即位していた事実を『書紀』は隠蔽した。その大津を六八六年に殺して高市が即位した。持統朝とは高市朝なのである。「白村江の戦い」の時、秘かに大海人側にあった新羅の文武王は唐にその真相を知られて攻められ、倭国に亡命していた。彼は六九七年に没した高市に代わって文武朝を成立させた。
 やがて文武は文武王の即位を認めない唐と戦うために大陸に去り、元明(バックは藤原不比等)・元正(バックは高市の長子、長屋王)朝と女帝が続いた。七二四年、文武の子の聖武が即位したが実権を握っていたのは長屋王だった。その長屋王を葬るために藤原宇合や橘諸兄らが共謀して七二七年、大陸生まれの文武の子を迎え入れ、聖武とすり替えた。それから長屋王一族を七二九年に滅ぼしたのである。

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