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「現代思潮社」という閃光  新刊

「現代思潮社」という閃光

〝現代思潮社〟という名の風が吹いていた。同時代の希求する空気を吸い込み、出版という形態に変換して送り返す、ふいご。

著者 陶山 幾朗
ジャンル 文学・思想・芸術 > 文学・思想・芸術1
出版年月日 2014/05/20
ISBN 9784329004901
判型・ページ数 4-6・212ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

Ⅰ ある訃報/ソクラテスと虻― 入社前史/奇妙な季節― 「安保以後」という時間  
Ⅱ 本が「空を飛ぶ」理由/社長が〝雲隠れ〟して―「東京行動戦線」事件/吉本隆明氏とある編集者の死/寺田透氏と終わりなき校正/〝格闘技〟としての共訳― 『総和と余剰』改訂版/西神田、本日もホコリ高し 
Ⅲ 「みんな現代思潮社だった」/〝誤訳・悪訳〟騒動―トロツキー『わが生涯』の難路/ああ、バッティング―『蒼ざめた馬』の疾走/悔恨は夜霧に濡れて―ワレ原稿ヲ紛失セリ!/「古典文庫」回想―アカデミズムと鬼火/物書く商社マン―「生き急ぐ」内村剛介氏 
Ⅳ 「大地の商人」の転身―〝その後〟の谷川雁/真昼の割腹―三島事件と川仁編集長/「便所のスリッパも買えぬ」 ― 現代思潮社闘争①/会社を〝コミューン〟にする? ―現代思潮社闘争②  
Ⅴ 退社以後― それぞれの死/「旅」の終りに―内村剛介氏との〝再会〟 

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内容説明

たしかに〝現代思潮社〟という名の風が吹いていたような気がする。そして、この〝風〟は、同時代の希求する空気を吸い込み、これを出版という形態に変換して時代の方へ送り返す、ふいごのような役割を果たしていたと思う。……ここに現出せる観念の小宇宙とは、もちろん石井社長が希求し、そして粟津則雄、栗田勇、澁澤龍彥、白井健三郎、出口裕弘、森本和夫といった当時のブレーンらの協力を得て紡ぎだされた空間に違いなかったが、ともかく文学から政治、芸術から歴史にいたる分野において物議を醸すべく一石を投じたいという意欲が先行し、充満している。(本書より)

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