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すべては壊れる    エートル叢書23 新刊

すべては壊れる   

反時代的な黒いユーモアの哄笑。世界の崩壊。美術評論家の目による現代検死小説。序文・宇野邦一

著者 ベルナール・ラマルシュ=ヴァデル
鈴木 創士
松本 潤一郎
ジャンル エートル叢書
出版年月日 2015/11/18
ISBN 9784329010230
判型・ページ数 4-6・254ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序文・宇野邦一


すべては壊れる


訳者あとがき・鈴木創士

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内容説明

1949年フランスに生まれた著者ベルナール・ラマルシュ=ヴァデルは、数多くの現代美術の展覧会を組織し、ヨーゼフ・ボイスのフランスにおける最初の本格的紹介者となるなど、美術評論家として著名だったが、晩年に集中して長編小説を書き始める。

本作『すべては壊れる』は、わが国の現代小説には見ることができないような、古典的でありながら非常に凝った特徴的な文体で書かれている。動物の死の印象的で執拗な描写から始まり、一見、反時代的な体裁をとりながらも、徹底した現代社会の「解剖所見」であり、「死体検案書」となっている。

本作を含む長篇三部作のそれぞれが、(フランス)現代社会への批判を、独特のユーモアと、静かなしかし激しい怒りをこめて格調高く描き出している。その「死」の哲学は最晩年にさらに研ぎすまされていったが、2000年に著者は自らの頭をピストルで撃ち抜いて自殺した。彼の現代社会への批判の言葉はゴダール監督の映画『映画史』のなかにも引用されている

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