内容説明
紀藩の人畔田伴存の大著。成立は天保十四年である。六國史を始め、歴代の史傳・本草書・新撰字鏡・倭名鈔等、天正・慶長頃に至る載籍數百種を引き、漢名は本草書府縣志字書によつて一々出典を掲げる。編纂は本草綱目に傚つて宇宙萬物の名辭を收録し、通篇部門は水火鹵石金石土彩色草木竹菜蔬果?蕈穀蟲魚介禽獣畜人魑魅飲色の二十六に分ち、また子目を八十七とする。自筆本の誤りを明治活字本によつて訂した翻刻。
紀藩の人畔田伴存の大著。成立は天保十四年である。六國史を始め、歴代の史傳・本草書・新撰字鏡・倭名鈔等、天正・慶長頃に至る載籍數百種を引き、漢名は本草書府縣志字書によつて一々出典を掲げる。編纂は本草綱目に傚つて宇宙萬物の名辭を收録し、通篇部門は水火鹵石金石土彩色草木竹菜蔬果?蕈穀蟲魚介禽獣畜人魑魅飲色の二十六に分ち、また子目を八十七とする。自筆本の誤りを明治活字本によつて訂した翻刻。
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