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生物学と個人崇拝 ジョレス・メドヴェージェフ ロイ・メドヴェージェフ選集第3巻 新刊 これから出る本

ルイセンコの興亡

生物学と個人崇拝

ソ連農業の壊滅と、おびただしい科学者の粛清の全体像をソ連内部から告発した迫真のレポート。ロシア語原文からの世界初の完全翻訳。

著者 ジョレス・メドヴェージェフ
佐々木洋
名越 陽子
シリーズ ジョレス・メドヴェージェフ、ロイ・メドヴェージェフ選集
出版年月日 2018/04/27
ISBN 9784329100047
判型・ページ数 A5・386ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

新しい日本語版への序文
序文
第二版への序文

第一部 論争の第一段階(一九二九年―一九四一年)
第一章 ソ連で生物学・農学論争が発生したいくつかの歴史的前提条件
第二章 一九三五年から一九三六年の遺伝学および品種改良学の分野における全国的論争の始まり、二つの相反する品種改良学・遺伝学的概念の特徴
第三章 一九三七年から一九四〇年の遺伝学論争における第一段階の完成
第四章 一九三七年から一九四〇年のソヴィエト医科遺伝学の運命
第五章 一九三五年から一九三八年の農学論争事件と遺伝学論争との関係

第二部 論争の新段階(一九四六年から一九六二年)
第一章 戦後期における遺伝学論争の激化
第二章 一九四八年のウィリヤムス主義の復活と牧草輪作農法の全国的規模の拡大
第三章 遺伝学における二つの学派。理論的局面
第四章 実践とは真理の基準である

第三部 論争の最終段階(一九六二―一九六九年)
第一章 一九六二年七月から一九六四年十月までの生物学論争の主な出来事
第二章 ルイセンコ主義の終わり。一九六四年十月から一九六九年十二月

結論 論争のいくつかの結論と課題
あとがき
解題 ルイセンコ興亡のドキュメンタリー『生物学と個人崇拝』 その完訳日本語版(佐々木洋)

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内容説明

スターリンによる強制的農業集団化は未曾有の大飢饉をもたらした。この事態を眼前にしたスターリンは、遺伝学を否定する似非学者ルイセンコを重用することで一足飛びに挽回しようとした。しかしその結果、ソ連の生物学全般は奇怪なものに変貌し、さらにルイセンコ学説に反対する学者たちは大量弾圧と残忍な迫害に曝された。当事者として、疑似科学と政治との結びつきをあぶり出した反骨のジョレス・メドヴェージェフによる壮絶なドキュメント!
政治と科学の関係について、今もつねに言及される「ルイセンコ論争」は、本書を抜きにしては語れない。

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