ホーム > 魔法使いの弟子 批評的エッセイ   

魔法使いの弟子 批評的エッセイ    エートル叢書17

魔法使いの弟子 批評的エッセイ   

書くことは死者達に生存の様式を提示することか? 文学の歴史を壊乱する斬新な批評。

著者 鈴木 創士
ジャンル エートル叢書
出版年月日 2006/04/25
ISBN 9784329010179
判型・ページ数 4-6・228ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

Ⅰ 長い長い不眠の物語/麦畑のアントナン・アルトー/フェリックス  ・クルパ!/天の軍団

Ⅱ 地下室のザジ/バビロン/This is the end/サルトル・ノート/68年5月自由間接話法について

Ⅲ 道元/虚無の城/私は晩餐であった/フェルナンド・ペソア/カオスと脳/モーリス・ブランショ/エドモン・ジャベスと書物の民

このページのトップへ

内容説明

文学の歴史を壊乱する

フランス文学者・作家である著者によるはじめてのエッセイ集。
プルースト、アルトー、セリーヌ、ジョイス、ヴィアン、ゲンスブールのパリ、ニコ、ゴダールとドゥボール、サルトル、道元、埴谷、ボルヘス、ペソア、ドゥルーズ、ブランショ、ジャベスをめぐるきわめて斬新な批評=エッセイのスタイル!
「書くこと」は、死者たちに闇雲に「生存の様式」を提示することである。その様々なモデルを転倒された文学の歴史の中に発見する。

―――「序」より           

 タイトルの「魔法使いの弟子」apprenti sorcierは、フランス語で「図に乗って大それたことを引き起こしたが、手に負えなくなり、自分でその事態を収拾できない者」のことである。

 歴史は、ヘーゲル学派の言うように完了したのではなく、すでに始まってしまったということなのだ。それは始めてしまったのに終えることができないという、奇妙なまでに不完全な矛盾した理念である。では、そこは幻影の支配する領土なのか。

 いや、時間の波間を漂いながら、それでも歴史の「黒魔術の城塞」(アルトー)のなかに突然姿を現すのは、魔法使いの弟子とまたその弟子たちである。

 

 

書評はこちら 

読書人6月23日号
6月13日産経新聞-鈴木氏インタビュー紹介
6月11日西日本新聞など
6月4日東京新聞
 

このページのトップへ

 
>