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サドは有罪か

サドは有罪か

狂気の中に生涯を終えたサドの宿命・使命あるいは逆説、そして断固たる挑戦とは、いかなるものであったのか?

著者 ボーヴォワール
白井 健三郎
ジャンル 文学・思想・芸術 > 文学・思想・芸術2
出版年月日 2010/01/31
ISBN 9784329020550
判型・ページ数 4-6・172ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

新装版出来!

ボーヴォワールは、その人間的な内容と構造とを問いつつ、
「牢獄の孤独の中で、サドはデカルトが身を包んだ知性の夜にも似た倫理の夜を実現した。」また「サドは、エゴイズムと不正と不幸の時を、どん底まで生きた。彼の証しの最高の価値をなすものは、彼がわれわれを不安にさせることである。他のさまざまな形態でこの今の時代につきまとっている本質的な課題、人間と人間との真の関係を、ふたたび問題として取り上げることを、彼はわれわれに課している」ことを、われわれの存在の前に投げ掛ける。

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