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高揚した日本労働運動の軌跡

1945-1948

高揚した日本労働運動の軌跡

「我等ノ同胞ヨ団結セヨ、団結ハ組合ノ武器ナノダ、ソシテ勝利ノ鍵ダゾ」現代の日本人が失った原点がここにある。

著者 高知 聡
ジャンル 歴史・政治
出版年月日 2011/01/31
ISBN 9784329004673
判型・ページ数 4-6・342ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

Ⅰ 戦後日本の階級闘争
 はじめに
 第一章 敗戦時二カ月間の空白(八月十五日―十月十日)
  敗戦よりも左翼革命を怖れた近衛文麿
  敗戦で虚脱状態の日本労働者
  マッカーサーによる政治犯釈放と東久邇内閣の真相
 第二章 労働者の「生産管理」――戦後労働運動の起点
  新聞の「自主管理」――読売新聞
  組合のもとで電車を動かす――京成電鉄
 第三章 生産管理闘争が全国他産別に広がる
  職制を排除した労働者自主管理――日本鋼管鶴見製鉄所
  「人民裁判」という名の大衆団交――三菱美唄炭鉱
  「経営協議会」の設置を要求――高萩炭鉱
 第四章 資本家に打撃を与えない闘争――生産管理闘争
  生産管理を奨励するアメリカ占領軍
  企業の範囲を超えて生産管理闘争中の組合同士が直結
  資本家の生産サボタージュに対して「労働者の生産管理」を対置する日共
 第五章 生産管理闘争の問題点――日本共産党は何をしたか
  敗戦時の日本資本主義の危機的様相
  日本共産党は生産管理闘争を指導したのか?
  「労働者管理」から「経営協議会」への日共の路線転換?
 第六章 戦後の生産管理闘争を美化する七〇年代「新左翼」
  山本潔の「工場ソヴェトの萌芽形態」なる規定
  戦後日本にはソヴェト革命が進行していた?!
 第七章 ペテルブルク・ソヴェトの経験
  一九〇五年のストライキ
  トロツキーによる「労働者ソヴェト」の結成
  統一戦線組織としてのソヴェト
 第八章 戦後日本の生産管理闘争とソヴェトとは比較しうるか
  山本潔のソヴェトと直結しない「工場ソヴエト」
  「新左翼労働運動」の研究と戦後労働運動研究の相互浸透
 第九章 労働組合の全国組織の結成
  労働組合運動の「産別時代」
  日共指導下の労働運動――第二次読売争議
  国鉄職員七万五千人の人員整理
  国労と読売争議団の共闘支援

Ⅱ 戦後労働運動における日共罪状控
 はじめに
 第一章 二・一ストの煽動と破壊の件
  盛りあがるたたかいの気運
  ゼネスト態勢の構築
  占領軍に迎合する共産党
  日共スキャッブの典型
  産別会議の総括
  スト回避から地域闘争への逃亡
 第二章 スト権剥奪にひれ伏した地域人民闘争の件
  マ書簡発出と政令二〇一号
  政令二〇一号と職場離脱
  鋭い職場闘争を歪曲
  創意性に富んだ狩勝闘争
  民擁同とさみだれ戦術への逃亡

解説  四茂野修

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内容説明

 
 第1次読売争議 東京・有楽町(1945年10月)


 生産管理要求の労働者デモ 東京下町(1946年4月12日)


 2・1ゼネスト中止(1947年1月31日)


 東宝争議 民主化から弾圧へ、占領政策は東宝争議を軍隊・戦車を出動させて弾圧した。
 2000名の警官隊・アメリカ軍一個中隊。(1948年8月)


 

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