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日露交渉史が闇におかれたままであることは互いに幸せなことではないなあ

  地元の神戸で5年まえから、地元の生んだ偉人高田屋嘉兵衛とその周辺をしらべている(グループ研究)。そうした中、今年の春、読売の書評でこの本を知った。
 これまでの調べで、日本史やロシア史の専門家がまともに日本の江戸期の外交史を扱えていないことが明白となった。
 又、レザノフ、フヴォストフ、ゴロヴニン、リコルドらのことが旧ソ連で今日でも十分に扱われていないことも本書で知った。
 イデオロギーや特殊な歴史観のフィルターがかかったまま、日露交渉史が闇におかれたままであることは互いに幸せなことではないなあ、と痛感する。
 貴社の今後の活発な出版活動に期待する。
                                                                  出田真人(神戸市)

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