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お知らせ(読者の声)

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私、疎開先の島根県で国民学校2年生の夏休み、戦争が終わったと大人の人から聞きました。父から「日本は敗けた」と言われ、敗戦の日が8月15日と思っていましたが、いつの間にか終戦という言葉にすり変わっていました。このすごい本を読み、誰が敗戦を終戦に変えたのか、きっと、又いつか日本は勝つという思いのDNAを持つ人が居て、自民党という妖怪の中でアベという化物が姿を現してきた。そんな感情を持たせてくれた本でした。

              中尾嘉文(大阪市、79歳) 

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速報性のインターネット、ヴィジュアルのTV、政府の広報紙になり平板でステレオタイプな紙面の全国紙。今頑張っているのは記事に金・時間・エネルギーをかけている地方紙・地域紙です。私は40年来朝日新聞を購読していますが、「時代の正体」のような記事は以前朝日にもありました。しかし昨今はほとんどありません。政府のPR紙になり下がっているようです。私自身、情報は時間・お金・エネルギーをかけてはじめて得られると思っています。記事の送り手も同じではないでしょうか。この本は以前のように背中がぞくぞくした感じで読む事ができました。260ページの本なのに読み応えがあり、読み終えるのにとても時間がかかりました。vol.2も購入しようと思います。今後も期待しています。よく書いて呉れました。

                   加藤國男(愛知県、69歳)

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新聞は切り抜いていますが、やはり本になっている方が読みやすく、第2巻が出ないかと思っていたら書店で見つけました。
神奈川新聞はいろいろな妨害や批判もあると思いますが、この時代にジャーナリズムの原点である権力を監視しその暴走を国民に伝えると云う事をがんばっていると思います。権力とお友達の大新聞に負けずがんばってこの姿勢を続けてくださいますようにお願い致します。こちら何も出来ないおばさんですが――。
                                                              K・K、鎌倉68歳

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 どの章も大変読み応えがあり、こんな良い記事が載る神奈川新聞て凄いな、と本書で初めて知りました。各インタビューも素晴らしかったです。

 米軍基地に、日本会議に、知らないことばかりで。大手メディアが取り上げない、重要なことばかりでした。ヘイトスピーチで在日の人が「殺されるかも」という恐怖を感じていることに、愕然としました。迫力のある良い記事でした。安保、SEALDsの章に、表紙の写真も、良いですね。
 
 これからも権力の監視となる記事を期待・応援します。

K・N(神奈川県、34歳)

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 いつの間にか何故こんなに居心地の悪い時代になったのでしょうか。あの戦争がいろいろな事を見せ付けて、教えてくれたのに。
 年を取っても、何時でも何処でも何事でも自分で事を見据えること、目を外さないこと、又人と違うことを恐れないでと思っています。
 それにしても国会議員も粗悪な大臣ばかり、悪目立ちして、うんざりです。心ある方もいらっしゃるでしょうに。とにかくあの人の息子・娘(孫も)だけで選ぶのは、本人を勘違いさせるだけと思います。

                          A・M (東京都 78歳)

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 神奈川新聞の論説・特報を読むのが毎日の楽しみになっています。時代の正体が書籍化されているのを知り、時代の転換点となっている現在の日本の状態を記憶しておくためにも手元に欲しいと思い、購入しました。
 記者の方々の本気が伝わってくる内容に、私自身も怒ったり、自分を恥じたり、心を動かされました。
 権力は放置すれば暴走し、民主主義や自由も放置すればなくなってしまう。私たちは自由であるために、自らの考えを持ちそれを自らの言葉や態度で表現していかねばならない、戦わなければならないと強く思いました。
                                                   土井久瑠美 横浜21歳

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たいへんおもしろく、刺激的な一冊でした。また、読みやすくて、あっという間に読んでしまいました。たぶんそれは、筆者である神奈川新聞の記者の方たちが、自分の言葉で、誠実に、記事を届けようとしていたからではないかと思います。それぞれの記者の方のナマ身の思いが(様々な揺れも含めて)伴っていることが伝わる、読みごたえのあるものでした。これが「ジャーナリズム」だと思います。これからもこのような良書を届けてください。そして自分も、それをしっかり受けとめられる読者でありたいと思っています。ありがとうございました。
                                                            F・A(東京、44歳)

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  本当に当時の状況を表現して居り感動しました。戦後生まれの著者がこれ程迄調査している事は貴重です。今後のご活躍を期待して居ります。
  因みに私は1930年7月生まれです。池袋本町の出生です。小学校2年の秋に戸塚町1丁目(現新宿区西早稲田)に引越ししました。人生の一番の経験をしました。5月25日の空襲で家は丸焼となりそれからの苦労は大変なものでした。正さに此の書そのままです。                                                                   渡辺平八郎(松戸市)

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 「目の前で起きていることは何を意味し」 … 「見据え」 … 「自由であるためには孤立しなくちゃいけない」 こう語る神奈川新聞の心意気に感じ、この書を手にしました。一人ででも異を唱えるエートスこそが 「低温やけど」 を手遅れにしないために問われることだと勇気づけられました。ここで立たないと悔いを残す! ちなみに8月30日、ひとり手製のプラカードを手に70 年安保以来40 余年ぶりに私も国会デモに参加して、SEALDsの若い方たちのラップ調コールが最前線をけん引するのに驚いたのでした。手放しで賛美する気にはなれないとはいえ、でもそれは私も含めた大人たちのだらしなさの他面。これがもう一つの 「時代の正体」 と直視するべきかも知れませんね。そんなことを考えました。良書を有難うございました。

望月和義(三島市68歳)

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没後10年を経てその思想をちゃんと知りたく思い主著とされている本書を買った。現前の形而上学の克服としてのロゴスサントラリズムの批判を痕跡、問化といった東洋思想と比較したくなる要素で行っているのが興味深かった。「声と現象」ではフッサールに厳しかったデリダだが、本書の後半ではルソーが、表現しようとしてしなかったものとして言語の根源における代補をとりだしておりルソーに好意的だと思った。カミュを思わせる乾いたざらざらする文体とあわせアルジェリア出身のユダヤ人という出自を思った。
                                                             楫野 徹( 岡山市)

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